NELL（ネル）マットレスは通気性も良く、カビの発生が抑えられる優れた性能を持ったマットレスですが、使い方や保存方法を誤るとカビの発生は避けられません。そこでカビ発生を予防する方法を整理してみました。その対策は意外と簡単なので、是非チェックしてみてください。
NELL（ネル）マットレスのカビ発生を防ぐ方法を以下にまとめました。
カビ予防方法
- 通気性の良い保管方法
- シーツのこまめな洗濯
- ベッドと壁の間の隙間を保つ
- すのこベッドの利用
- マットレスのローテーション
これらを守ればカビの発生を抑えることが出来ます。
NELL（ネル）マットレスのカビ発生を予防する方法
それでは、それぞれの項目を詳しく見ていきましょう。
- 通気性の良い保管方法
マットレスはベッドフレームにそのままにせず、適切な通気を確保することが重要です。睡眠中に失われる水分量が約500mlにもなり、これが湿気となってマットレスに蓄積します。定期的にマットレスを立てて風通しを良くすることで、湿気を放出しカビの発生を防ぎます。2週間に1回、または最低でも月に1回は風通しの良い場所で陰干しをしましょう。
- シーツのこまめな洗濯
NELLマットレスはカビに強い設計ですが、寝汗や皮脂がシーツを通じてマットレスに浸透することがあります。理想的には毎日シーツを交換し、最低でも1〜2週間に1度は洗濯して清潔に保つことが推奨されます。取り扱いやすいボックスシーツがおすすめです。
- ベッドと壁の間の隙間を保つ
ベッドを壁に密着させると、空気の流れが悪くなり湿気が閉じ込められやすくなります。ベッドを壁から少なくとも10センチ以上離して設置し、良好な空気の流れを確保しましょう。
- すのこベッドの利用
カビの予防にはベッドの選択も大切です。特にすのこベッドは底面からの通気を促す設計で、天然木や竹製のものが湿気調整に効果的です。これにより、マットレスの底面にこもる湿気を効果的に放出できます。
- マットレスのローテーション:
寝汗は下半身よりも上半身から多く分泌されるため、マットレスの一部に湿気が集中しやすいです。定期的にマットレスを180度回転させ、寝汗の分布を均一にしましょう。さらに、裏表を定期的に変えることもカビ予防に有効です。
NELL（ネル）マットレス自体、通気性が良い商品なので安心ですが、それでもカビの発生を抑える為には通気性の良い環境下での使用が推奨されます。また、マットレスを定期的に日光にさらして自然乾燥させることで、湿気を取り除きカビの発生を抑制することができます。
NELL（ネル）マットレスをカビから守り長持ちさせる方法
マットレスを長持ちさせるためには、カビの予防が非常に重要です。季節の変動や湿度の管理を適切に行うことがカビを防ぐ鍵となります。
以下に、マットレスをカビから守り、長持ちさせる方法を整理しました。
マットレスをカビから守る方法
- 寝室の湿度管理
- 除湿マットの活用
- カビ発生のリスクを理解する
- マットレスの寿命と管理
以下、それぞれのポイントもチェックしていきましょう。
- 寝室の湿度管理
寝室の湿度が70％を超えると、カビが発生しやすくなります。高湿度の時はエアコンの除湿機能を利用したり、窓を開けて通風を良くするなどして湿度を調整しましょう。また、除湿機を使用して、寝室の湿度を理想的な50～60％に保つことが推奨されます。
- 除湿マットの活用
寝汗や体温でマットレス自体の湿度が高くなることもあります。その場合、マットレスの下に除湿シートを敷くことで、湿気を効果的に取り除くことができます。これにより、マットレスの湿気を抑え、カビの発生を防ぐことができます。
- カビ発生のリスクを理解する
気温が20〜30℃で湿度が70％以上の環境は、カビが成長しやすい条件です。特に梅雨時や秋口は注意が必要です。これらの時期には特に湿度管理と清掃に努め、カビのリスクを低減させましょう。
- マットレスの寿命と管理
マットレスの種類によって寿命は異なりますが、NELLのポケットコイルマットレスは平均して8〜12年の耐用年数があります。定期的なカビ予防措置を行うことで、マットレスの寿命をフルに活用し、コストパフォーマンスを最大限に高めることができます。
NELL（ネル）マットレスも例外ではなく、これらの方法を実施することにより清潔に保たれ、長期間快適に使用することが可能になります。
NELL（ネル）マットレスにカビが生えてしまった時の対処法
もし、高価なNELL（ネル）マットレスにカビが生えてしまったらショックですよね、、、そんな時は以下の方法が有効なのでおすすめします。カビの深さや程度にもよるので一概にすべて消えるとは言えませんが、一度お試しいただければと思います。
以下が、マットレスにカビが生えた時の対処法です。
カビ発生時の対処法
- エタノールまたはアルコール消毒
- 酸素系漂白剤の使
- 完全乾燥
- プロのクリーニングサービスを利用
- マットレスの交換
では、それぞれのポイントを説明していきます。
エタノールまたはアルコール消毒
エタノールやアルコールはカビの細胞膜を破壊する効果があります。これをスプレーボトルに入れてカビに直接吹きかけ、1時間程度待ちます。その後、湿ったタオルで優しく拭き取ります。カビが残っている場合はこの工程を繰り返し、最後にドライヤーでしっかり乾燥させます。
- 酸素系漂白剤の使用
カビの根深い部分や黒ずみには酸素系漂白剤が有効です。これをキッチンペーパーに染み込ませてカビの上に置き、10〜15分放置後、取り除きます。
- 完全乾燥
すべての処理後、カビの再発を防ぐためにはマットレスを完全に乾燥させることが重要です。良好な風通しの場所で陰干しをし、可能であれば布団乾燥機を使用してしっかりと乾燥させましょう。
- プロのクリーニングサービスを利用
家庭での対処が難しい場合は、プロのクリーニングサービスに依頼するのが最適です。これにより、カビだけでなくダニや汚れも同時に除去できます。
- マットレスの交換
カビが深刻な場合は、マットレスの交換を検討しましょう。長期間使用して性能が低下している場合、新しいマットレスへの投資は健康を守るためにも効果的です。
NELL（ネル）マットレスはカビが発生しやすいか？
答えはNOです。
その理由はズバリ、NELLマットレスは、へたりやカビの原因になりやすい厚いウレタンは使用しておらず、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた独自の13層構造より、一般的なウレタンマットレスよりも通気性がよい為です。
ただ先述の通り、使い方や環境によってはカビが発生する可能性はゼロではないので、上記、「NELL（ネル）マットレスのカビ発生を防ぐ方法」をしっかり抑えておきましょう。
以下の通り、NELL（ネル）マットレス公式HPにもカビに強い理由が記載されています。
寝具のカビに関する悩みを解消するためにも、カビに強いマットレスを探している方は多いのではないでしょうか。そんな方は、ぜひNELLマットレスをご検討ください。
NELLマットレスは、へたりやカビの原因になりやすい厚いウレタンは使用せず、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた独自の13層構造でできている点が特徴です。
この構造により高い通気性を維持できるため、湿気が溜まりにくく、カビの繁殖を抑えることができます。
また、表裏がない両面仕様なので、定期的に裏返して使用できます。マットレスを裏返しても寝心地に影響することはなく、快適な睡眠をサポートします。
出典：「マットレスにカビが生えるのはなぜ？自宅ですぐできる除去方法や予防策を紹介」
まとめ
NELL（ネル）マットレスは、そのメンテナンスの容易さと構造上の優れた通気性で知られており、これによりカビの発生を抑えることができます。しかし、使い方や保存方法を誤るとカビの発生は完全には避けられません。
カビが発生しないよう、下記のような「カビ予防方法」をしっかり実践することが大切です。
カビ予防方法
- 通気性の良い保管方法
- シーツのこまめな洗濯
- ベッドと壁の間の隙間を保つ
- すのこベッドの利用
- マットレスのローテーション
上記のようなカビ対策によって、NELL（ネル）マットレスを使用して長く快適に眠ることが可能になります。是非、ご紹介した方法を実践して、持続的に清潔で心地よい睡眠環境を保ちましょう。
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